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ついに来るテーパリング!株価への影響は?どのように備える?

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こんにちは。Aoiです。

本日はいよいよ迫ってきたテーパリングについて、株価への影響はどうなるのか、素人ながらに考えてみました。

そもそもテーパリングとは?

中央銀行が実施してきた金融緩和政策による国債等の資産買い入れ額を徐々に減らしていくというものです。景気後退局面において、FRB(米連邦準備理事会)は経済を活性化させるために、政策金利の引き下げを行いますが、0付近まで下げても景気が回復しない場合に、次なる一手として行われるのが、国債等の金融資産を大量に買い入れて、市場に資金を供給するという量的緩和政策です。

 

2020年3月、新型コロナショックにより景気後退局面に入り、株価も低迷しました。この時、政策金利の引き下げと同時に量的緩和政策も実施しており、2021年9月現在、この量的緩和を段階的に縮小していくテーパリングがいよいよ行われるという状況になっています。

テーパリングによって株価はどうなる?

正直、これが全く予想できないので「わからない!」というのが答えになるんだと思います。たいていの専門家はこれから株価の調整が入るだろうと言われていますが、決して今の株価バリュエーションは割高というわけでもなく、テーパリングの示唆はかなり以前からありましたし、ある程度株価に織り込んでいるとも言えます。先月のジャクソンホール会議にてFRBのパウエル議長より「テーパリングは年内実施するけど、利上げはまだまだだよ!」という念押しの言葉もあり、株価は上昇しました。9月に入ってからは低調となっていますが、季節柄、9月は相場が弱いという影響もあるのかと思います。

 

そもそもテーパリングは景気の回復が見込まれる段階で実施するものであり、景気の回復=企業業績も好調となるため、業績相場への移管となれば、中長期的に見れば株価は上がっていくものと思われます。

 

どうなるかわからない現状、株式にポジションをすべて充てるのもリスクだし、ノーポジションもリスクだと思います。キャッシュ比率を20~30%程度として、調整が入ったときに少しずつ買っていくというのが現状出来る最善の策だと思います。

 

私も30%程度キャッシュに戻して様子見している段階です。今週9/21,22にFOMCがありますので、それまでは動かないようにしています。

過去の実績は?

過去の実績を見ていくと2013年5月にテーパリングの可能性に言及し、一時的に市場に動揺が走ったようです。実際テーパリングの開始が2014年1月から実施されました。S&P500は2013年5月始値$1,597からスタートしましたが、2014年末時点で$2,059となっており、この間、約22.4%上昇しています。

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2013年5月~2014年末までのS&P500の株価推移

過去の実績から単純にみると、影響は一時的で景気の回復から業績に反映されることで株価は上昇基調になっていきます。

まとめ

今回実施されるテーパリングの株価への影響は予想するのが難しく、わからないというのが結論です。多少のキャッシュポジションを残しておきつつ、調整に備えるのが最善の策、どこが底になるかもわからない現状、少しずつ買っていければいいかなと思っている次第です。

 

本日は以上です。

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